ある特定のダムで配布している、ダムカードというカードが有ります。
ダムカードとは、国土交通省や独立行政法人水資源機構が管理するダムで配布されている、ダムの情報が詰まったカード型式のパンフレットです。
2007年7月から国土交通省河川局が、フォーマットや配布方法等を細かく決めて発行しています。ダムのことをもっと知ってもらいたい!という目的で作成されました。「小さなダムパンフレット」とも呼ばれています。
ダムカードには、ダムの写真、ダム名称と読み仮名、バージョン情報、ダムの諸元(堤高、堤頂長、総貯水容量など)、ダムの型式(アルファベットで表記)、ダムマップ(ダム周辺の観光地や施設の情報)、きんたくんコーナー(ダム建設時の苦労話など)、こだわり情報(ダムの特徴など)が記載されています。
ダムカードは、ダム見学に訪れた方に無料で配布されており、ダムの役割や効果について楽しみながら学べる、ダム愛好家に人気のアイテムとなっています。茨城県管理の7ダムでも配布が行われています。
関連)国土交通省ダムカード
ダムマニアのコレクターズアイテムになってるんですね。
こちらは裏。
こんな感じに、簡易パンフレットっぽい目的で配っているんですが、マニアにはたまらないコレクターズアイテムになっているようです。ヤフオクなんかにも出典されてます。
コンプリートセットなんかは、かなり高値がついていますね。
が…ダムカードを集めている人は、「実際に見に行かないと意味が無い」というポリシーがあるのか、入札している人は少なめです。
※一部、AR対応カードあり。ARというのは、カードを専用アプリ入れたスマホにかざすと、情報などが浮き上がってくるというもの。試験的に導入しているようです。
カード自体は、ダム管理事務所で作っているらしく、独自に情報や画像をアップデートして、バージョン2のダムカードを作っているところもあります。
ダムカードは基本的に「現地に行かないともらえない」上に、平日のみ配布しているダムも数多くあります。だからこそ、コンプリートしたら価値がある…のですが、あまりに大変すぎて、よほどのマニアじゃないと収集していられないんですね。
そして、プレミアがついた価格で取引されているカードもあります。
レアなダムカードの特徴
具体的にどこのカードが、いくらで取引されているのか見てみましょう。
三滝ダム
平均約5,000円前後
関連)品質が ダムカード 三滝ダム レア - Polri
菅野ダム
平均約4,000円前後
関連)ダムカード レアの価格相場 - オークファン
夕張ダム
平均約3,000円前後
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希少性が高いレアカードは、オークションやフリマアプリで取引されていることが多いようです。